【大好きなひいおばあちゃん】
こんばんは。
今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」のおばあちゃんについて早速書いていきたいと思います。
私には大好きなひいおばあちゃんがいました。
すごく小さなころの事なので記憶が朧気ですがいつも感謝の心があって
物腰の柔らかい素敵な人でした。
私の住んでいる家から車で40分ほど離れていた家に住んでいました。
私が曾祖母の髪を櫛でといてあげると、とても喜んでくれたので
「私が毎日髪をといてあげるね」
と言ったことはずっと覚えています。
毎日会えるわけではありませんでしたが会えた時には約束通り、
小さな背中に向かって櫛を手に取っていました。
これは幼稚園頃の話で、休日にスクールに通い始めたこともあり曾祖母に会う回数は格段に減っていきました。
車酔いがに苦手だったことと、当時友達と遊びたい気持ちを優先していました。
そして突然曾祖母が亡くなりました。
小さな私は葬儀を理解できずにただ座っていました。
骨を拾う時、曾祖母の骨は細く薄紅色が残っていたのが印象的でした。
目の前にあるものがひいおばあちゃんだと思うことができませんでした。
祖母から「あの子がまた髪をときに来てくれるのが楽しみで。」
とよく聞いていたよ。と話されたとき、初めて涙が出ました。
もっと顔を見せに行けばよかったなあ。
少しのことですごく喜んでくれる人だったのに
もっと喜ばせてあげることができたのに。
それでも曾祖母が私にかけてくれた言葉
思い出せるものは「ありがとう」です。
いつもお礼を言っている人でした。
あれから20年経ちます。
今こうして振り返って、改めて身が引き締まる思いです。
私の目指す将来の姿はきっと曾祖母のような素敵な女性です。
少しでも近づけているだろうか。明日も頑張ろう。
....おじいちゃんについてはまた改めて!